ヌーマーズオープン記念に道頓堀に飛び込むノリでみかん山に身投げした話。

2/27のヌーマーズゲマズ店オープニングセレモニーを遠巻きに眺めたよレポ+例の中学校の脇でうっかりみかん山にネイキッドダイブ(≒投身自殺)してきたよレポだよ。


ヌーマーズの向かいの反対側にある謎の施設

ちなみにオープニングセレモニーの方は遠巻きに見てただけで内容がないから注意だよ。

ヌーマーズオープン前。

来る2/27、とうとうゲーマーズ沼津店、通称ヌーマーヅゲマズ店、略してヌーマーズに新規開店と相成った。
ただ僕はすっかり忘れてて、でも「そう言えば2月中に沼津行ってないから行っときたいなあ」みたいな気分でいて、いずれにしても沼津に行くつもりではあった。
で、まあいつも通り昼過ぎに行くかーと思っていたのだけれど、

このツイートによって開店前の沼津到着を目指すことになった。

\ちょっとー前日発表とかやめてよ男子ー/

記載内容によると、7時から列形成、9時まで整理券を配布するらしい。
もちろん実際には徹夜上等で6時には配り始めてたみたいだが。
一回凍死者とか出しておいた方が良いんじゃないだろうか。

前夜〜当日朝。

さて、終電で向かうという選択肢はなくはないが、時間の都合で自転車を持っていけないので始発を選択。
4時に目覚ましをセットし、4時に目を覚まし、目覚ましを止めて、

6時に目を覚ました。

頭を抱えつつ改めて電車を調べる。
どうやら今から準備して出発、だと新幹線でも9時丁度に到着のようだ。
残念ながら整理券配布には間に合わない。
まあ、開店には間に合うし、楽は楽だから、と新幹線で沼津へと向かった。

沼津着。

到着すると既にオープニングセレモニー最前?の当落発表の列形成が始まっていた。
うわヲタクきもいなどと自分を棚に放り投げつつ、列を無駄に最後尾まで辿る。

もちろん整理券配布は終わっているので最後尾までたどり着いてもそのまま離脱するだけである。

店頭に戻って改めて店頭を眺めると、9分割された紅白のテープが配置されていた。
ああここでオープニングセレモニーとやらをやるのだなとすぐにわかった。
のだが、いかんせん普通の大通りに面した普通の店構えで、普通に狭い。

すぐそこから遥か彼方に延びる列はだいたい700人くらいいるらしい。

事故など起こりませんように。

そう祈りつつ、遠目から眺めるために程よい場所を探す。

セレモニーを遠巻きに眺める。

道路を挟んだ反対側がタクシーの営業所になっており、1階が吹き抜けというかなんというかで駐車できるようにぶちぬいてあった。

まあ道路の反対側はヲタクを観るヲタクで溢れるだろうなと見当が付いた。
そしてその予想はすぐに正しいことが証明される。

見えない。
というか普通に道を塞いでないかアレ。

流石にそんな害悪に身を落とすのは躊躇われたので、さらにぶち抜きの向こう側に陣取り、ヲタクを観るヲタクを観るヲタクの構えを取る。

最終的に手前側もスタッフが配置され、整理されていた。
いやダメだろそれは。

オープン前。

暇なので自転車をしまう練習でもするかと無駄に出し入れしながら人垣を眺める。

赤いのはそれだ。

この前後で、偶然居合わせたヒョロアーさんに捕捉されたり、いかにもロード乗りっぽい風体の人に話しかけられたり、息子に整理券要員として駆りだされたおっちゃんに話しかけられたりしていた。
そしてそんなことをしていると、開店時間と相成った。

オープニングセレモニー。

ヲタクたちうっせーなーと思いながらも、「おはヨハネ!」と「がんばるビィ!」と「シャイニー!」だけは聞き取れた。

近所のおばちゃんたちが何事かと話し合っているのを横目で眺めながら……。

オープニングセレモニーに関してはそれだけだ。そっちを期待した向きにはすまない。

沼津を散歩したり、内浦行ったり。

その後、ヒョロアーさんと合流して無駄に沼津港まで歩いてみたり、山正なる尋常じゃなくおいしい寿司屋でご飯を食べたり、ソロに戻って中学校まで行ったりした。

途中でようやく淡島に行けた。
中の人が挙げてた写真の光景がいろいろ見つけて、テンションが上がっていた。

このへん。

2/27夜。

夜は疲れたので、コンビニでいろいろ買い込んで、19時になった時点で駅前のポパイのナイトパック12時間に駆け込んだ。
隣のいびきが本気で煩くてずっと呪言をつぶやいていた。
たぶん僕も煩かったと思う。すまん。

2/28朝。

んで問題の翌日である。

朝早くから出発。
脇道もだいたい覚えてきて、順調に中学校まで辿り着く。
坂の登り方もだんだんうまくなってきたような気がする。


山の左奥(伝われ)からの風景。右下はガードレール。

タイムは45分。
ソフト部? が朝練に勤しんでいた。

Naked Dive

それを尻目に中学校を一周する。
行った方はわかると思うが、学校の周りはなかなか起伏に富んでいる。
で、裏側から手前側に戻ってきたところで事案は起きた。

下り坂の後のS字カーブ。
車体を傾ける。
しかし曲がりきれない。
ブレーキ……も、もはやスピードがつきすぎていて手遅れだった。

ガードレールに自転車が激突し、体だけが「飛べるよ!」という甘言に惑わされて宙を舞う。
(ちょうどろんぐらいだぁす!みたいな感じで)

そのままガードレール下のみかん畑に落ちた。
3mくらいだろうか。


これを、


こう。

供述

幸いなことにS字カーブの内側、側面の壁を転がるように落ちたのと、枯れ葉がこれでもかと堆積していたおかげで、落下ダメージは皆無だった。
ただ壁に接触したときに打ち付けたらしく、顔が痛かったり、服の肩口が破けたりしていたが。

軽く体を動かして、裂けてるとか折れてるとかなくなってるとかの致命的な損傷はないことを確認してほっと一息。
谷底ではなく畑なので、すぐ脇から道に復帰できたのもありがたかった。

参考

ちなみにこの辺。

当然ながら、すぐ脇の校庭からは部活の声が聞こえてくる。
どうやら気付かれてはいないようだった。
あと、ミカンの木にも被害はなく、そこは本当にほっとした。
ついでにみかん農家の人も出払っていた。

本当に幸運が重なり、どうやら僕の失態は二次被害も観測者も出さずに済んだ。
ツイッターで喚き続けていたうえにこうして犯行声明を残しているわけだが。

被害状況

持ち物に関しては、前述の服が破けたほかは特になにもなかった。
自転車も無事だ……と思って少し動かしたら、なんかギリギリで保たれてた均衡が崩れたらしく、音を立てて前輪がパンクした。
特にゆがんではいないようで、むしろホッとした。

で、そこでようやく、一段落付いたと認識したのか、視界が悪いことに気付いた。
顔を強打した衝撃で混乱していたのかもしれないが、とにかくそれに気付いた。

メガネがなくなっていた。

メガネ探索。

どうやら落ちたときに吹き飛んだらしい。
恐らく枯れ葉のなかにあるのだろうが、黄色いフレームなので裸眼だと探すのがかなりきついことは容易に想像できた。

そこで以前、極端に視力が悪くてもスマホカメラで写した手元の光景なら見える、というようなツイートを見たのを思い出し、カメラで地面を映しながら、虱潰しに探していった。

……10分位して、なんとか見つかった。
不気味なくらい無傷だった。
つくづく運が強い。

パンク修理からの……

ようやく完全体となったので、いそいそとパンク修理にかかる。
そこらへんで顎からほどほどに出血していることに気付いたが、パンク修理中なので適当に拭いながら作業を続ける。
適当にツイートを挟んで気を紛らわせたりしつつ。

途中で農家の方が戻ってきて、声をかけられる。
まさか投身自殺しかけたとは思われなかったようで、最近この辺りを来る人は、いったいぜんたい何なんだ、という話になった。

アルパカのせつめい!

アニメのようなものなんだけどまだアニメは始まっていない作品があって、この学校がモデルになってるんで、みんな見に来てるんですーとか、学校でアイドルをする設定で、今はCDを発売しているだけなんですけどねーとか適当に説明する。

こうかはいまひとつだった。

こういうときに布教用のCDを持っておくべきなのかもしれないとふと思った。
なんかの折に用意してみようか。

あと、「みかん農家の人もいるのよね?」と問われた。
たぶん千歌っちだよなーと思いつつ、「いや、彼女はみかんが好きなだけでみかん農家ではないです……」と。

なんか内浦に来るたびに誰かしらに説明してるせいで、上達はしないものの、いい加減説明には慣れてきた気がする。

むすび:反省してます……。

そんな感じの沼津旅行であった。
曲がりきれない速度が体験できたので、次回からは安全運転で望む決意だ。

どう見ても反省している感じがないので、実物には詫びの一文を追記してある。

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