ぼらららと君輝を比べてみたんよ。
なお千歌はせんうたと変換しないと出てこないiOS(登録しろ)。
で、やるって言ったから、というわけでもないが(だいたいやらないので。これは有言実行ではなくてただやりたかっただけだ)比べてみた。
とりあえず、真っ先に気になったところとしては、2番のBメロはぼらららの「一緒だってばずっとね」と君輝の「さぁおいで」に似た匂いを感じる点。
尺が膨らむところとか。
君輝はBメロ自体が謎のアレンジ入ってるけど。
細かく見てみる。
君輝の1番Bメロは8(ちっぽけな~なんとかなるさと)+2(Ah、はじめよう)で10小節。
この時点で若干変則だった。
2番Bメロは8(うまくいかないって~くやしいよ(だね))+8(だから無茶だって~でもね面白そう!)+2(なんとかなるさと)+2(さぁ、おいで!)で20小節。
聴いたことない構成だなとは思ってたけどほんとに聴いたことないやつだ。
ぼらららの1番Bメロも8(そうだよ~前に進むよ君)+2(が)で10小節。
2番Bメロは8(そうだね~勇気のかけらは君)+2(と一緒だってば)+2(ずっとね)で12小節。
8小節増えてるという違いはあるけど構成は同じだった。
聴いたことない構成嘘だった。
歌詞の内容については、ほとんど同じことを歌っているような気がする。
ただ、君輝でBメロを使って不安感を吐露するというのは僕今と共通してる。
一方でぼらららのネガティブな表現って、2番の冒頭だけだ。
そう思うと、ぼらららはほんとに前向きで、省みないというか、尖っている気がする。
全体が前向きすぎるせいで、「約束とか要らないけど」にそこはかとない不安感を感じてしまう。
それはそれとして、本当に、挑戦することの尊さ、応援することの偉大さ、一緒にいることの暖かさをこれほどシンプルにすくいとった曲だったのか、と今更すぎるが認識した。
月並みな表現だが、原点にして頂点とかそういう感じ。
あるいは上というか、前しか見えていないから、ここまで無茶ができたのかもしれないが。
そう思うと、スクールアイドルという分野はμ'sによって切り開かれたから、後続はどうしても現実と折り合いを付けるような歌詞にしないと、うそ臭くなるのかな。
確かに、今、Aqoursがぼらららを歌ったとしても、「あーはいはい」としか思わない気がする。
5年前に、無名の(二重の意味で(ドヤ顔))アイドルユニットが歌ったという文脈と合わせることで、初めて価値が出てくる気がする。
ただ、それは現在の解釈なので、当時にラブライブ!に可能性を感じた人はそれとは異なるものを感じたのだとは思うが。
それってなんだろう。
話題がブレてきたのでこの辺で終了する。
ぼらららについてはまた考えるかも。