Sound!が響け!っていうのは面白いなって
響け!ユーフォニアムをざっくりと観た。
脚本とかで見覚えがある名前を見るにつけ、ああ、この人、青春というか、これくらいの年代にこういう幻想抱いてんだな、ってのがなんとなく伝わってくる。
言い方はアレだけど、僕はあの人が好きなそれが結構好きだ。
なんとなく、淡々と進められる掛け合いも好き。
自分がしがみつきたいんだか降りたいんだかよくわからないけどたぶん降りたくないと思うから必死でしがみついてるところに、早々に諦めてそれから降りた外野から冷めた野次を飛ばされる感じ。
そこまで必死にならなくても。
そう言われて、初めて自分がそこまで必死になってることに気付いて、うるせえ黙ってろ、そう叫びたくなる感じ。
劇場版ラブライブ!にも通じる何かがあって、あっちではそれをグーパンチでねじ伏せてるって話が少し前の記事だ。
こっちでは、普通に自分の気持ちに折り合いを付けていくというか、納得していくというか。
親しい友人が、降りる選択をするとか。
誰かが降ろされるのが気になるとか。
誰かを降ろそうとするのを見ているとか。
しがみつけると思っていたけど、降ろされるとか。
いろいろむしゃくしゃしてる現実だけど、目の前のことに一所懸命に頑張らなければ進むことはできない、みたいな。
『そして、次の曲が始まるのです』
なるほど。