ふるさと納税をいまだに『名前だけ知ってる』程度でスルーしてる人、いいから少し話を聞け
ふるさと納税 #とは
この制度、まだこの期に及んで『名前は知ってるけど……』みたいな認識の人いると思うんですけど。
もったいないにもほどがあるのでちょっと考え直してください。
やるべきです。
マジで。
結局ふるさと納税って何なの?
わかりづらく説明すると、『地方に寄付することでお礼の品がもらえます。寄付金額は税金から控除されます。』ということですね。
これをわかりやすく表現するとこうなります。
『実質無料で買い物できる』
こうです。
正確には自己負担金とかあるんですが、だいたいこの認識で大丈夫です。
支払う税金の一部で買い物ができる、とも言えます。
何が買えるの?
僕の場合ですと、大量のビールとか買ってます。
ふるさと納税の返礼品届きました、ありがとう焼津市 pic.twitter.com/qmgxsSp4w3
— 怒り狂うアルパカ a.k.a. 青木勇太 (@takoyaki_bot) 2017年1月26日
同居人は玄米60kgとか買ってました。
現在も張り切って消費中です。
手続きとか面倒じゃない?
もちろん勝手に利用することはできません。
『税金をこの自治体に寄付しました』というのを申告する必要があります。
そう言われると、やっぱり身構えちゃいますよね。
なんかよくわからんけど面倒そう。
そう思う気持ちはとてもよくわかります。
が。
手続きも楽。
前々回は会社員として、前回は無職としてふるさと納税してみたんですが、どちらもとても簡単でした。
そりゃあ、なんか小難しい用紙に個人情報を書いたり、それをポストやら役所やらに出したり……みたいな、一般的な手間はありますよ。
でもそれだけでうん千円という買い物が実質無料になることを考えたら、面倒がるのは馬鹿げてます。
会社員なら書類提出するだけ
ワンストップなんちゃらとかいう制度がありまして。
年末調整される立場の人だと、これを利用するとふるさと納税の手続きが完了します。
つまり、これを書くだけで買い物が実質無料になります。
なにをするの?
手続きとしてはふるさと納税をすると届く用紙の中にワンストップなんちゃらの用紙があるので、それを記入してポストに投函するだけです。
ふるさと納税に選んだ静岡は焼津市の、なんかよくわからないけど返送しなきゃダメな雰囲気が漂う書類が届いたぞ! pic.twitter.com/Xd7se3VNTX
— 怒り狂うアルパカ a.k.a. 青木勇太 (@takoyaki_bot) 2016年12月28日
注意すべき点としては年明け早々に申請が締め切られてしまうってところくらいですね。
準備完了(締め切り4日前) pic.twitter.com/782qBM2Oia
— 怒り狂うアルパカ a.k.a. 青木勇太 (@takoyaki_bot) 2017年1月6日
それ以外はめっちゃ簡単です。
確定申告もやってみたけど
別にそんな大変じゃなかったですね。
手続き自体は。
手続きをやらなきゃ……と動くまでが一番大変でした。
あと自力で確定申告の書類を全部作るのもやっぱり大変なので、税務署に書類を持って行くのがよさそうです。
その場で職員の方に質問しつつ書類を作成できます。
手続きの内容は?
副業やら投資やらで雑所得が面倒な状態になっていない普通の会社員は速攻で終わります。
面倒な状態になっている人は……まあ、面倒でしょう。
ふるさと納税とは関係なく。
いずれにしろふるさと納税の申告自体は、確定申告中のステップの一つとしてサクッと終わります。
めっちゃ並ぶよ。
ただ、税務署に行って書類を作る場合は、ちょっと……いや、けっこう並びます。
申告期間の終わり際だと2時間とか平気で並びます。
それ以外の時期でも1時間は覚悟しておいた方がいいかな……。
それでも数千円の買い物が実質無料になることを考えれば、悪い時給ではないはず。
いつできるの?
ふるさと納税、会社員の立場だと年末調整と結びついてイメージされがちです。
なので、『年末しかできない』って思ってる人がいる気がします。
いや、僕がそうだったんですが。
いつでもできます。
でもふるさと納税って、実はもうできるんですよね。
すでにいろいろな返礼品が紹介されてます。
そしてお得な寄付商品は年末にはなくなってしまうのです。
去年も一昨年も、それで悲しい思いをしてます。
可能なら早めにしておくのがおすすめです。
実質無料になる金額
仕組みがなんとなくわかったとして、その後によくわからん……ってなりがちなのがこの『いくらまで寄付できるの?』ってところだと思うんですが。
冒頭から実質無料と騒いでますが、当然ながら支払う税金が丸ごと買い物枠として利用できるとかそんなチート制度ではありません。
じゃあいくらまでだよ、って話になるんですが。
所得税と住民税から総合的に決まります。
計算式はぶっちゃけ面倒です。
知らんがなってなります。
目安があります。
こちらのページに家族構成と年収から算出されるおおよその寄付金上限の早見表がありますので、参考にしてみてください。
住民税の金額もいろいろあるので、計算が面倒な人は少し余裕を見て寄付金額を決めておけば安全でしょう。
やらないのはもったいない!
というわけで、確定申告してしばらく経って、心配してた確定申告もすんなりできちゃったんだから、ふるさと納税ってやらない理由全く無いよな……と思い立ったので唐突に紹介をし直してみました。
- 実質無料で買い物ができる!
- 手続きはそんな面倒じゃない!
- いつでもできる!
- 寄付金額は年収と相談して決めよう!
内容としてはそんな感じです。
納税とか寄付とか確定申告とか、普通に社畜してるとあんまり縁のないワードが飛び交うので会社員だと敬遠しちゃう気持ちはめっちゃわかるんですけど。
これをスルーするのは本当にもったいないです。
食べ物だけじゃなく、意外なほどいろいろな品々がもらえます。
ちょっと覗いてみると面白いですよ。