ガルパを遊んだら、過去のバンドリがどうして過去になったのかが見えてきた

バンドリ! ガールズバンドパーティ、通称ガルパ(not ガルパン)が公開されましたね。
この界隈においては珍しく(気のせい?)、AndroidとiOSが同時公開されました。

そこで今回は、特にその文脈に関係なく、いや、嘘です、本格的に初期のバンドリを忘れそうなので、過去になったバンドリについて思いを馳せておくことにします。

今のバンドリも頭のおかしさという部分については共通している、というのは作品をきちんと知るにつれて理解できるようになってきました。

じゃあ、頭が相変わらずおかしいのはわかったとしましょう。
このとき、当然浮かぶ疑問があります。

なんで変えなきゃいけなかったのでしょうか?

というわけで、考えてみました。

失われたもの

いろいろとあるんですけど、一番は『BanG_Dream!(夢を撃ち抜け!)』というフレーズじゃないかなー、と。
もはや『バンドリ #とは』というレベル。
しかし、このフレーズを出てくる理由を考えると、ガルパの世界観ではいまいち使いづらいということにも気付きます。

昔のバンドリでは、以下の要素が物語の重要なポイントでした。

  • 香澄が人見知りであること。
  • BanG_Dream!の名の元に集まった少女の物語。
  • 定時制に通うパン屋の娘。

歌うのが好きだったけれど、それをからかいのネタにされて傷つき、歌わなくなった香澄。
昔、『バンドリの名の下に』集まったおっさんたちの夢を追いかけるように集まった少女たち。
そして体の弱い父親の元で手伝いをするヤマパンの娘。

いずれも彼女たちの物語を盛り上げるための重要な要素です。

ただ、これらの要素は、彼女たちにスポットを当てすぎてしまう、というきらいがあります。
要するに、重すぎるんですよね。

それが、他のバンドが4組出てくる環境では、ちょいと邪魔になった。
そういうことなのだと思いました。

昔のバンドリ=ポピパだけの物語。

決して、あの5人が駄目だったというわけではないんでしょう。
ただ、他のバンドにもきちんとスポットを当てるには、昔のバンドリはやっぱり重すぎた。

やろうと思えばできなくはないのでしょう。ただ、そこに至るまでで話が一つできてしまう。
香澄が動けない、他のメンバーが香澄が動くべき動機に気付く、香澄を押し出す・・・みたいな一連の流れが常に必要になる。
それで1話できてしまう。
他のバンドにスポットを当てたいのに、ポピパにも自動的にスポットが当たってしまう。当てざるをえない。
その構図がいちいち問題になってくるので、邪魔になったのかなあ、と。

今のバンドリは、上の3アクションが1アクションになるどころか、実質0アクションですからね。
香澄は、プレイヤー視点が追いついたときにはもう動いてますから。

また、『BanG_Dream!』というフレーズが出てこないのも同じですね。
あれを出すと、バンドリ=ポピパになってしまいますから。
それを象徴するフレーズ、エピソードなので。

今のバンドリ=ガルパの物語。

一方で今のバンドリは、間違いなくガルパを軸とした5組のガールズバンドの物語です。
プレイ済みの方ならわかっていただけると思います。

それぞれのバンドのサイドストーリーが、配信時点で20話程度公開されているという気合いの入りぶり。
また、それぞれのバンドのキャラクターたちが、ポピパの5人とまったく遜色なく動き回り、物語を作り出しています。
なんていうか、ポピパが特に優遇されてないというか、とにかく対等なんですよね。
もはや、アニメバンドリ!は『ポピパのバンドストーリーをアニメで先行配信した』程度の意味しかないのでは? という気がしてくるほど。

むしろ、バンドリ!はもともと5組のガールズバンドの物語だったのではないでしょうか。(洗脳顔)

むすび:へごちんがスティックを咥えない(意味深)あたりでおかしいと思ってたんですよ。

というわけで、ガルパ起源説とか唱えてもいいんじゃない? という気分になりつつ、『すべてのバンドリを過去にする』と言わんばかりに行われた設定の改変が、どんな理由で行われたのかを考えてみました。
あいつらたぶん現環境だと使いづらすぎるんだろうなあ、というのが結論だったわけですが。

しかしここまで気合いの入った5組を揃えるなら、最初からその構想はあったはずですよね。
だったらなんで初期段階であんな使いづらすぎるやつらを採用したんだろう?
というのがそれはそれで疑問です。

リセット前提で考えてたのかな?
スタートラインを揃えるために。そう思うと少し複雑です。
ありそう。

昔のポピパのアクが強すぎるってのは、理解はできるんですけれども。
シューレスニンジャガールとか、ウサ耳サンダーボルトとか、蔵出しツインテールとか、好きだったんだけどなあ・・・。



0 件のコメント :

コメントを投稿