高槻かなこさんのカバー曲について勉強してみる。

ねんがんのムラサキウニをてにいれた

iTunesやレンタルで曲自体は入手していたものの、歌詞とかジャケ裏とか見たいよねってことで、実物をようやく入手できました。凡常シンデレラの汁気のあるお願い。

DMMで普通に買えることに気付いたのは、この曲を知ってから一年半後のことです(無能)(『凡常シンデレラの汁気のあるお願いを買うならDMM』)

何狙いなのかベクトルのよくわからない商品説明にも、頑張るのがカッコ悪い的な一昔前の価値観が見えるようで時代を感じますね。なんていうかこのあたりはすごい勢いで価値観が入れ替わっているような気がします。

原曲を聴いてみた(いまさら)

ってことで、カバー曲の元ネタにさかのぼり始めてみました。

とりあえず聞いてみてください。なんか、高槻さんとは違った魅力を感じます。抗いがたい感じの。

桜田淳子さんについて、Wikipedia

中学2年生(14歳)の時に日本テレビの人気オーディション番組『スター誕生!』の秋田県民会館で行われたテレビ予選で牧葉ユミの「見知らぬ世界」を歌い、番組史上最高得点となる573点で合格(挑戦者は7人で、合格ラインは250点。会場が500点、プロは各自100点の計500点で、合計が1000点満点)。
同年9月6日(放映は9月17日)、後楽園ホールで行われた第4回決戦大会で、これも番組史上最高の25社から獲得の意向を示すプラカードが上がり、審査員からの評価も圧倒的で最優秀賞(グランドチャンピオン)を受賞した

桜田淳子 - Wikipedia

やばい人じゃん・・・。

ひとり歩きという曲自体は、スプーン一杯の幸せという作品が映画化した際の主題歌ということのようです。ちなみに桜田淳子さんは主演。やばいしか言えないんだけど。

榊原郁恵さんについて、Wikipedia

高校2年の時にホリプロが主催する「第1回ホリプロタレントスカウトキャラバン」で優勝。芸能界入りを機に上京し芸能活動コースがあった堀越高等学校へ転校している。 歌手デビューは翌年の1977年(昭和52年)1月1日だが、CMや映画への出演は1976年(昭和51年)からである。決勝大会等でのサブタイトルに「1億円のスター」とあったことからデビュー時のキャッチフレーズが「1億円のシンデレラ」となった。

榊原郁恵 - Wikipedia

これもやばい人だった。

あなたと夢とポップ・ロックは、ナッキーはつむじ風というドラマの主題歌のようですね。そしてこちらも榊原郁恵さんが主演。マルチタレントを許容しない今の世の中がなんだかバカらしくなってきます・・・。

ところで、曲単体でiTunesにないみたいですね。名前で検索しても出てこない。これに収録されていました。

えらい人のカバーだった・・・

他のエピソードも充実していて、なんというか読んでいて飽きません。すげえ人たちだった。英霊になれそう(まだご存命です)。

それにしても高槻さん、さらっと無茶ぶりされてません? カバーとはいえ、この曲に張り合うのはなかなか難易度高いような。原曲とはだいぶ雰囲気も変わってますから、一概にどっちがいいと言えるものでもないですけども。

あーでも違うのかなあ。原曲を知っている人なら、新しくてアリ、みたいな反応になるのかな? それはそれで何を狙ったのかわかりませんが。

演出なのではという気もしてくる。

あるいは、あえて選曲を外している・・・という、演出なのでは? なんて邪推もしてしまいます。高槻さん自身のオリジナル曲は、当然ですけど、雰囲気が高槻さんの声に合っているんですよね。カバーよりも「そうそう、これだよこれ」みたいな気持ちになりながら聞くことができます。ドラマの主題歌というよりは、教育番組で流れる歌っぽい歌声というか。弱虫シグナルの方はエロゲのOPイメージとか言ってますけど。

そう思ってから、原曲のイメージを締め出してカバーを聞くと、(歌詞の内容はさておき)教育番組的な雰囲気を感じられます。演出云々はたぶん気のせいだったのでしょう。

むすび:高槻さんの歌を聴きたい。

というわけで、かるーく、カバーした対象について調べてみたら、えらい人たちに辿り着いてビビった・・・という話でした。

原曲を聴いた瞬間こそ、カバーするとか無茶だろうなんて思ってしまったのですが。やっぱり改めて聴いてみると、別の作品として成立してる気がします。贔屓目はあるかもしれません。

そんなわけで、高槻かなこさんの歌をもっと聴きたいなと思いました。もちろん花丸さんの歌声に似ているという邪な理由はあるものの、それとは別でも興味があります。

5年越しくらいの2ndが出てくれることを強く望んでいます。

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