でも、親友のルビィちゃんのことほっとけないし。
それと、徳を積んでおけば生まれ変わってもまたルビィちゃんと一緒に楽しく暮らせるかも知れないし、とか。
基本的には、「まさかオラがスクールアイドルになるなんて、思ったこともなかった」の第一声から始まり、アイドルをやることに消極的に見える。
人間の運命と思ってがんばる、とか徳を積んでおけば、とかいうのは、『個人の嗜好としてはあまりやりたくないけど』、という枕詞が感じられる。
なんか、花丸さんって、アイドルになる理由、なくない?
と思ったけど、はじめましてのご挨拶では、「仲良しのルビィちゃんにくっついて、みそっ子で、Aqoursに入れてもらって。みんなの足だけは引っ張らないようにって、気を付けてるんだ。」とか言ってた。
入れてもらった、てことは、どうしても入りたかった、ということだろうか?
入りたかったのか入りたくなかったのかどっちだろう。
まあ、どっちか100%で動ける人なんてそうそういないけれども。
あるいは、入れてもらって、というのは、どうしても入りたいから、ではないのかな。
ルビィのついでに誘ってもらったから、入れてもらった、と表現しているのだろうか。
そっちの方が全体の整合が取れるな。
さて、じゃあ基本的な花丸さんのスタンスは、どちらかというとやりたいわけでは決してないけれど・・・ということになる。
じゃあ、花丸さんがそこまでしてアイドルをする理由って、なんだろうか?
そこまで考えて、花丸さんの理由なんて、ルビィのため以外にはないことに今更ながら気付いた。
そしてついでに、本誌での最初の花丸さんの記事をすっかり忘れていたことに気付いた。
はずかしい。
そうだ、花丸さんは、少しでもルビィの力になろうとしていた。
アイドルの情報が書かれた本についてルビィから聞き出し、図書室で探し。
たぶん図書室にはないタイプの本だと思うけど。
見当違いでも、自分にも何かできることがあるはず、いやたとえ何もなかったとしても、何もしないでいることなんかできない。
「親友のルビィちゃんのことほっとけないし」。
大好きな、ルビィのために役立とうとすること、役に立つことが目的。
なるほど。
僕の頭が悪かっただけだった。
理由がないとか言ってすみませんでした。
あと、徳を積むという部分に関しては、ルビィのことなのか、アイドルとして活動することなのか、どっちだろうか。
なんとなく、アイドルをすることを徳を積むことと表現しているような気がしている。
根拠はないが。