【まんがタイムきらら】きららファンタジアが今更ながらに楽しいです【芳文社】

なんか名前を聞くようになって久しいきららファンタジアとかいうゲームに今更ながらにハマってます。

2017年末配信開始ということなのでそろそろ4周年が迫ってるゲームですね。
まじでいまさらだ……。

とはいえそんな具合に、「名前は聞くけどいまいちよく知らん」という人も多いと思うので、紹介を試みてみます。

どういうゲーム?

遊ぶ前の時点では、なんとなくきらら作品のキャラクターが異世界召喚!? みたいな認識でした。
遊んでみた限りでもだいたいその認識は間違っていないようです。

ジャンルは『「まんがタイムきらら」オールスターRPG』とのこと。(Wikipedia調べ)

ぶっちゃけるときららグランドオーダーという言葉を思い浮かべていただくのが一番早い気がします。

英雄じゃなくてきらら作品群の人物を召喚して戦うFGOです。

これを書いてるアルパカはFGOは触った程度ですけどだいたい合ってると思います。

たぶん。

手を染めたきっかけ

ゆるキャンのアニメを見ていると思ったら原作が揃っていた
→ゆるキャン原作が揃ってしまったのでついでにmonoにも手を出す
→monoを読んだら敷島桜子さんにどハマリする
→どハマリしすぎて掲載誌(キャラット)を漁り始める
→MOTTAINAI精神で掲載作品も一通り目を通す
→まちカドまぞくにもどハマリする
→そういえばこんなソシャゲがあったよなと思い出す

とかそんな流れで手を出したらハマりました。
実はだいぶ前にも一回だけ手を出したことがあったんですが、そのときはよくわからなくてすぐやめちゃってました。

でも今回は、きらら作品群へのロイヤリティというのか、純粋に雑誌を購読する程度には好感が育っていたおかげなのかわかりませんが、楽しくプレイできています。

おすすめできるヲタク像

なんで自分が今回は楽しく遊べているのか?
を考えるに、おそらくきららファンタジアを楽しめるのはこんな人だと思います。

・きららで好きな作品がいくつか存在する
・きららで知っている作品がそれなりに存在する(アニメ化した作品なら名前は知ってる、程度で十分)
・声優ネタも少しはわかるとなおよし

ある程度アニメや漫画にハマった経験があって、アニメ雑誌を買い漁ってたとか、イベントに通ってたとか、そういうレベルでハマれるそれなりなヲタクが、今現在きららで好きな作品があるという場合にはけっこう楽しめると思います。

そもそも参戦している作品自体ももちろんその作品の本編ではないので、実際のところノンジャンルやジャンルごった煮の同人誌を読んでいるような感覚で、ネタが完全にわからなくても雰囲気で楽しめるようになってます。
古いところだとやる夫板みたいな……?

もう少し詳しい説明をしておくと、異世界側のキャラクターにもきららのプロ読者と一般人が混じっているので、突飛なネタに対しても「えっと……いまのは何?(引き気味)」みたいなツッコミをきっちり入れてくれます。

なのでネタがわからなくても置いてけぼりにはならないですし、逆にネタがわかるなら、「お前じゃわからないか、この領域レベルの話は」みたいな気分に浸ることもできます。
どうでもいいんですけど、これってさすおにのセリフじゃないんですね

あと声優ネタもいけると良いです。
ネタと言うか、名前を知ってるくらいでも十分ですね。
知らない作品でも「あ、この人知ってる」みたいなことが起きやすいので。
完全に知らないところからのスタートよりは作品を好きになる切っ掛けが増えることになるため、ソシャゲを続けるモチベを殺しがちな「よくわからん」の発生率も減ります。

アルパカの場合も、たまたま始めた直後のイベントで引いた星5が徳井青空さんだったので一気に親しみを持つことができました。

プレイスタイル的な話

ここまでゲーム性みたいなところは一切触れてませんが、まあ最初にFGOって言った程度にはわりとFGOです。
育成はアレほどはきつくはないです。
曜日クエストで金と餌をきっちり稼いでおけば困ることはありません。

でも一部、超難関みたいな難易度のクエストがあるんですが、どうやってノーコンテニューすればいいのか想像もつきません。
そういうエンドコンテンツ的な面も残ってるっぽいけど普通に遊ぶ分には普通に遊べる。
そんな感じの難易度設定です。

なんとなく異世界で好きな作品のキャラがわちゃわちゃしてるのを見るだけで楽しいとかで最初の方は十分楽しめますし、ゲームの要素的には昨今のソシャゲのお手本みたいな要素が揃っているので雰囲気で十分やっていけるはず。

ゲームのキモとしては限界突破(レベル上限上昇)ですね。
必要なアイテムは交換所みたいなところで入手できるのですが、月ごとに個数の上限が決まっているため考えなしに消費するとイベント攻略ができなくて詰みます。

無課金であまりストレスを感じずに遊ぶためには、次のイベントの属性に合わせた育成が必要です。

メインストーリーはイベントで育成したキャラを流用すればなんとなく攻略できるのであんまり問題ありません。

イベント自体も誰かと競うタイプのものではないため、めぼしい報酬を取り切ったらあとはスルーできます。
イベントのミッションでクエスト250回というものもありますが、スイッチコントロールを使いやすいボタン配置になっているので周回もそこまで難しくありません。

イベントを走り終えたらあとは1日1回、スタミナ消化がてらにメインストーリー攻略をする。
そんなまったりペースで遊んでいます。

基本的にイベントの切れ目はなく、ずっと何かしらのイベントが開催されているのですが、こんな感じである程度のところでメインストーリーに戻れるのは良いなと思います。

イベントイベントばっかりで久々にメインストーリーを触ると迷子になるというのはありがちですよね……。

メインストーリー自体も単純というか、基本的に「異世界に召喚されたきららキャラクターを元の世界に帰す」という大筋が一貫している(1部は。2部はしらない)ので、そもそも迷子になりづらいというのもありがたいです。

対人に疲れたヲタクにおすすめ。

というわけできららファンタジアにハマったので紹介してみました。
まったり自分のペースでできる対人要素のあまりないイベント、そもそもが癒やし系と言っていいきらら作品(がっこうぐらし?いい話ですよね)がベースなので仕事帰りにそっと画面を開くとシャミ子たちが頑張ってて、僕も頑張らなきゃなとか思える、そんなゲームになってると思います。たぶん。

追伸:文章だけ読む機能が神

あ、あとこの手の作品ではつねづねほしいと思っていた「文章だけ読む」機能がついてるんですよね。
きららファンタジア。
これも見逃せません。

ぶっちゃけフルボイスの紙芝居を眺めてる時間なんてないというのが昨今の社畜ソシャゲユーザーの本音じゃないでしょうか。

外出先の安定しない回線だとローディングに苛つかされて本来の物語に集中できないなんてことも多々。

でもライターさんにも作品にも悪いから内容は把握したい……。
そんな葛藤を解決してくれるナイス機能がきららファンタジアには備わってます。

スキップしようとするとその章のテキストをすべて読むことができます。
ありがてえ。

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