【小説版】アニメと違いすぎる過去のバンドリを知らない? ネタバレにならない程度に紹介する【石田彩版】

『BanG Dream!』? 違う!『BanG_Dream!』だ!

過去のバンドリ。

そんな表現を使って、以前にも何度か記事を書いていました。

ただ考えてみたら、メンバーが揃ってからの2周目のライブや、アニメやアプリから入った人たちの方が多いんですよね、この世の中。
当然ながら過去のバンドリが顧みられることも、多くはないでしょう。

そもそも運営側も、なかったことにしたいと思っているようですし……。
(というのは、現在流通している『過去のバンドリ』に触れられる媒体が、小説というあまり間口が広いとはいえないメディアに限定されているということを根拠にした僕の妄想です)

ちなみに、月刊ブシロードのバックナンバーの2015年分に、小説版のさらに前の、漫画版が載っています。
小説版ともまた微妙に話の展開が異なっていますので、一読の価値はあるかと思います。

以下のサイトで、3話まで公開されてました。知らんかった。

話がそれましたが。
ともかく、人見知りで存在感が希薄だがギターを持つと豹変する”星のカリスマ”戸山香澄だとか、同級生に米を売りつけて日銭を稼ぐ”シューレスニンジャガール”牛込りみだとかいう存在をいまのバンドリのヲタクが見ても、おそらく『俺魔理沙』くらいのまがいものとして認識されるのがオチなのではないでしょうか。

というわけで、今回は彼女たち、本来のPoppin’Party、あるいはその名前が付く前の段階の彼女たちを紹介します。

一応、物語の核心には触れないように紹介していくので、もし興味が出たら小説版を読んでみてください……!

”星のカリスマ” 戸山香澄

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子供の頃から即興で歌を歌うのが好きだったものの、あるときそれをからかいのネタにされて心を塞いでしまった女の子。
え、誰? って思うかもしれませんが。香澄ですよ?

上に貼りつけたマンガを見るとわかりますが、実は眼鏡をかけていたなんて設定があったりなかったり。
現在はかつての明るい性格はすっかりと鳴りを潜め、気配の薄さに磨きをかける日々を過ごしています。

ギターを持つと強気な人格に変貌するというギミックを搭載しています。
その変貌ぶりは、変身といってもいいくらいで、たびたび『誰?』なんてツッコミをもらうほど。
それを利用され、作中でも話が停滞すると『もういいからギター持てよオラ』とばかりに『変身』させられて、強制的に進めさせられることもしばしば。

他にも、『赤ちゃん言葉のように噛む』という設定もあったりします。
これは当時のライブイベント中の、『観客の投票で設定が決まる』という企画で決まったもの。

速攻で反映されていたあたり、仕込みだったんだろうなあ……とは思いますが、自分たちで決めた!という謎の愛着のあった設定でした(過去形)。

”蔵出しツインテール” 市ヶ谷有咲

https://gyazo.com/1f1ebdfa41d72c6dd3478a2797e2eab2
かわいい

父親の残した成り上がりノートを携えて、ふとしたきっかけで手にした手駒(香澄)を操り、リアルな人生ゲームでの成り上がりを目指す女の子。
あ、市ヶ谷有咲さんの話です。

アニメ版から粗野な言葉遣いが引かれ、計算高さと謎の設定が加わっています。
テンプレ的なツンデレやちょろさこそありませんが、香澄や他メンバー、バンドを思う気持ちは変わっていません。
ある意味では、滅多に顔を覗かせないからこそ破壊力は上がっているとも言えますね。

香澄に対して、『小心者のための序曲(オーバーチュア)』と称して、様々な課題を課していきます。
作中で課された最後の課題(あるいは荒療治)からのクライマックスは……小説版を読んでください。たのむ。
香澄のことを思うからこそ、敢えて突き放した態度を取ることができるというのは、アニメ版との決定的な差ですね。

香澄の赤ちゃん言葉に対して、彼女の追加設定は『ドラムがうまい』という作品の根底を揺るがすものでした。
決定した瞬間の、ステージ上の「あ、やっちまった」みたいな雰囲気は、今でもなんとなく覚えています。
「どうすんのこれ」とか言ってたような気もします。
流石にこれに関してはどうにもならなかったようで、完全になかったことにされました。

”シューレス・ニンジャガール” 牛込りみ

https://gyazo.com/71481b9a39c41003a110776ff04a3956

ベースで日本一のバンドに入ることを志す、タンバ流忍術を操る女の子。香澄を師匠と崇める。親の仕送りをベースにつぎ込んでしまうパンクな精神の持ち主。そのためひどい金欠で、学校で炊いた米を同級生に売りさばくことで日銭を稼ぐ日々を送っていた。所持金が1日10円ずつ減っていく。何故か裸足。
ひどい設定過多だ。中の人も当時は裸足だったり、靴下なしだったりしてました。

日本一のバンドに入る! ……なんて言ってますが、初心者です。
最初に刻むのは盆踊り、小説版では夏空SUNSUNSEVENを作曲、など何かと和のリズムを曲に絡めたがります。
(その勢いのまま作曲担当を始めなくてホッとしています)

現在の牛込りみさんとの共通点は使っている楽器と名前と中の人と関西弁くらいです。
外見と性格と設定は全とっかえですね。
ただ、いかんせん現在のキャラ設定がまともすぎるのでむしろ前のキャラが悪い夢だったのではないかという気もしてくるのが怖いところです。

ちなみに残った関西弁は、前述の『観客が決める追加設定』で決まったものです。
当然仕込みだったのでしょうが、その設定が今にまで残っているのは感慨深いものです。
だがこの改変を許すかどうかはまた別の話だ。

リアルなバンドでは、西本さんはベースコーラスを難なくこなす縁の下の力持ちぶりを初回のライブから遺憾なく発揮しており、僕のなかで話題になっていました。

”ウサミミサンダーボルト” 花園たえ

画像なし。
すみません3話だとまだ出てこないんですよ

音楽初心者の香澄・有咲・りみが作曲できねーと嘆くところに颯爽と現れたギタリスト。
颯爽の意味は小説版を読んでご確認ください。
謎の体育会系口調で喋ります。

極度の恥ずかしがり屋で、顔を突き合わせて話をするまでが一苦労という、やっぱりお前誰だってなる感じのキャラクターです。
たえぴょんとか呼ばれていた……ような……。

アニメ版のサイコパスおたえの印象が強すぎてちょっと紹介することが出てきません。

彼女の観客投票の設定は、『動物と意思疎通ができる』とかだったような気がします。
うろ覚え。

”三刀流のドラマー” 山吹沙綾

画像なし。あるけどなし。

母は早逝し父は病弱、昼間は実家のパン屋を切り盛りして夜に定時制高校に通うという、おそらくアニメ化に際してもっとも物議を醸したであろう女の子。
山吹沙綾さんです。
アニメ版では随分マイルドなご家庭になってました。
いや、いいんですけど。

過去にライブでいざこざがあってドラムからは離れていた……という大筋はアニメと変わらないのですが、そもそも生活時間帯が異なるため中盤になるまで表には出てきません。
原作を知っていた人たちは、アニメ版で初っ端から出てきた沙綾を見て「!?」となったことと思います。
なりました。

何かと縁のある(弟の人数とか)3という数字に引っ掛けて、3本のスティックを使ってドラムを叩くという設定があります。
特に活かされることもないまま物語は終わりました。

これに限らず、彼女たちにはとりあえずくっつけてみたけど使い所がないまま話が終わる奇抜な設定が目立ちますね。
『結局アレはなんだったんだろう』とか言われちゃうような。

結局アレはなんだったんだろう。

2016年以降のライブは参加できていないのでわからないのですが、おそらく『観客投票の設定』は持っていないものと思われます。

むすび:久々に漫画読んだけど、やっぱ面白い。

というわけで、なんかもしかして過去のバンドリのことを知ってる人が少ないのでは? という妄想に取り付かれたので、さくっと紹介する記事を書いてみました。
アニメとは別方向のおもしろさなので、本当におすすめなんですよ。
今回は省きましたが、彼女たちが集まったのにもいろいろと設定があって……それは、タイトルの『BanG_Dream!』にも関わってくるという具合に、背景設定にも力が入れられています。

小説版を最後まで読んだとき、あなたは『BanG_Dream!』の本当の意味を知ることになるでしょう。
いや、わりとマジで。

ちょっとネタに走りすぎてしまったので魅力が正しく伝わっているか不安ですが……やっぱり、漫画読んでもらうのが手っ取り早いと思います。

で、興味が出てきたら小説版を読む。
いやほんとにオススメですよ。


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