瞬間をリングへと閉じ込めて

MOMENT RING、LVで正面から観ると、非常に心に来るものがあった。
今までのさまざまな振付を次々に再現して、あ、これ見たことある!
という瞬間が連なって・・・でも、正確には思い出せず、すぐに失われてしまう。

次々に打ち上げられる花火を見ているような儚さというか、夢に見た内容を思い出せないあの感じというか。
今までの思い出が詰まった、光り輝く宝箱。
そんな箱の中身を、垣間見ているかのような体験だった。
半分くらいは円盤で見たものだけども。

2つの意味で、アンコールにこそふさわしい楽曲だったと思う。

人間は、自分の知っているものに似ているものを「好き」と感じるらしい。
「MOMENT RING」は、ラブライブ!を好きな人ならば、絶対と言っていいであろう比率で、どこかしらに「自分の好きなあの曲」の面影を感じるだろう。
その意味で、正しく「MOMENT RING」はラブライブ!の集大成であり、FINALシングルにふさわしい楽曲なのだろうなと思う。

今までのナンバリングと異なり、選挙もしなければ、PVもつかないという異色のCDだったが。
いろいろな事情を鑑みれば、わかる気もしてくる。

恐らく、値段を抑えて多くの人に聞いてもらいたい、というのが一つにあるとは思う。
惜しくも1位には届かなかったが、2位という過去最高の順位に輝いた。
(どれくらいすごいのかはまったくわからんしすごいとも特に思わないのだが)

PVがつかなかった理由は・・・ダンスのネタバレを避けるためなんだろうなあ。
終わってしまった今でも、また観たいと思う気持ちが強い。


打ち上げ花火みたいな、スクールアイドルとしての輝きを一瞬に詰め込んだ楽曲。
願わくば、その輝きを輪の中に閉じ込めて、永遠に続けばいい、そう思うのだが。
悲しいかな、リングはリングであり、手中に収まる程度に小さく、儚い。


一瞬は、どう頑張って閉じ込めたとしても、一瞬でしかない。
そういうことなのかなと思った。



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