花丸さんと千歌っちの関係を考えるんだってば
花丸さんと千歌っちの関係。
おそらく家同士の交流があったりなかったりするのだろうというとてつもなく微妙な考察をしていた。
考察でもなんでもない。
ただまあ全校生徒100人に満たない(現実の長井崎中学校は現在75人だ)学校にあって、おそらく高校以前も同じ学校だったり、地元の行事やらで顔をあわせることもあるだろうし、面識程度はありそうだ。
そもそもどれくらいの面識があったのだろう?
そう思い返して出ている情報を見ていると、矛盾があることに気付く。
自己紹介では、ルビィちゃんにくっついて、みそっこで、Aqoursに入れてもらった…と言っていた。
しかし、PVでは、ヨハネと一緒に窓ガラスにへばりつき、おそらくスクールアイドル部としての活動を始めようとしていた千歌たちに接触していった、と思われるシーンが存在する。
PVはおそらくはぼらららオマージュをしたい! という千歌の要望を基にして作られた対外向け資料であり、事実関係にはあまりこだわっていない、フィクションであると思う。
ヨハマルが窓ガラスべたーとしてるのはりんぱなのオマージュだろうと思う。
実際にあの2人、特に花丸さんが窓ガラスにべたーとしているのは考えづらい…
いや…歌に関しては夢中になってしまうのか…?
ヨハネも、なんかアイドルソングっぽさを悪魔特有の嗅覚で嗅ぎつけたのかもしれない…?
書いている途中で浮かんできた完全なる思いつきだが、そうするとだいぶ可能性が広がるな。
話が盛大に脱線して別の記事になりそうなので戻す。
ええと。
花丸さんが窓ガラスべたーしたのとルビィと一緒に入ったのと、その辺の事実関係どうなってんねんという話だ。
あの窓ガラスべたーというのは、りんぱなオマージュとはいえ、かなりギャグっぽさを感じる。
だので、最近知り合ったというよりは、以前からの後輩にギャグ要員を担当してもらった…というのが自然な流れのように感じる。
曜の敬礼からもだいぶフランクな印象を受ける。
…きがする。
よーちゃんは誰に対しても同じ感じかなあ。
そう思って見ればそう見える程度の話かも。
ところであのシーン、当初は窓空ける予定だったけど、うっかりカギを閉めたままキュー出しちゃったせいであんな感じになった、という説を推しているんだけどどう思う?
実際の出来事としては、ヨハネの付き添いだとか、それぞれがつられてとか、いろいろ考えられるな。
それこそPVのように、ルビィに連れられる前に一次接触くらいはあったのかもしれない。
学校で、梨子のピアノに引き寄せられたところをつかまえられて、一通り説明を聞く、みたいな。
「アイドル…ですか…」
「マルちゃん、歌上手いんだよ!入ってくれたら心強いよー」
「そんなことは…それに、アイドルはさすがに無理です」
みたいなかんじで。
上記は千歌花丸がある程度面識のあるパターンか。
あるいは、顔と名前くらいは知ってる程度だと、
「あれ? お寺の…」
「あ、国木田…花丸です」
「そうそう、花丸ちゃん。どうしたの?」
「えっと、その、歌が聞こえたから…」
「歌、好きなの? よかったら見ていかない?」
「いやそのあの、オラは」
「オラ・・・?」
「そういうのは、向いてないずら・・・」
「ずら・・・?」
で後日、果南ダイヤ経由で情報が伝わるとか。
「そういや会長、一年生の妹いたよね?」
「あげませんわよ」
「そうじゃなくてさ」
「じゃあなにかしら」
「いや、昨日ね? スクールアイドル部に、変わった子が来てさー」
「いくら妹がいるからって、一年生に詳しいわけではないけれど」
「そっか、そうだよね」
「・・・」
「・・・」
「・・・いちおう話してみたら? 万一ということもあるかもしれないし。いくら私があなたたちの部活に興味がないとは言っても、面と向かって話を打ち切られたら、多少は気になりますわ」
「あ、気になる?」
「半分は優しさだけれど」
「ありがとーかいちょー。で、その子。何ちゃんだっけな。オラとかずらとか言っちゃう・・・」
「あら、まさかとは思うけれど、花丸さんかしら?」
「そうそう、その花丸ちゃん! なんだ会長、詳しいじゃん」
「妹が世話をかけている子でね。うちにもよく遊びに来るし・・・そのたびにルビィがはしゃぎ過ぎちゃって、大変なのだけれど」
「へー、仲良いんだ。偶然ってあるもんだね」
「そうね。でも果南さん、あの子があなたたちの部活に入ったの? 確かに歌は相当上手いみたいだけど・・・そういうの、得意な子ではなかった気がするけれど」
「あー、うん。見に来てくれたんだけど、アイドルって聞いたら、真っ赤になって逃げちゃった。・・・歌うまいの?」
「そういうことでしたのね。歌は、確か、聖歌隊にいまも入っていたはず」
「聖歌隊?」
「しかもスカウトされて入ったとか」
「スカウトされるようなもんだっけ、聖歌隊って」
「私も知らないけれど。一時期、妹が、本人より誇らしげに何度も話すものだから、覚えてしまったわ。音楽の先生にスカウトされたんだ、って」
「スカウトっていうと、どっちかっていうとアイドルの方がそれっぽくない?」
「否定はしないけれど、私に言われてもね」
さらに後日。
「こないだの、花丸ちゃん。歌、上手いらしいね」
「え、そうなの?」
「なんでも音楽の先生から、聖歌隊にスカウトされたほどだとか」
「ほんとに!?」
「ほんとほんと。生徒会長のお墨付きよ。会長の妹ちゃんが、花丸ちゃんと仲いいんだってさ」
ダイヤさまのセリフ捏造が楽しくて無駄に膨らんでしまった
そしてやっぱり関係性としてはどっちでも問題ないやつだ。
結論? ないよ。