ヲタクワールドとソードワールドの類似性。楽しむのが下手なヲタクたち。

あの世界は似ている。

※本記事はヲタ芸disです。

ソードワールド

まずは説明させてください。
ソードワールドという世界があります。
その名前からイメージできる通り、いかにもなファンタジー(今の感覚からすると古いかも?)で、剣と魔法の世界なんて言われてます。
いまは版が変わって2.0の方が主流ですが、それはともかく。

で、この世界の魔法の設定が面白いんです。
どういうことかというと、魔法を使うためには一般的に呪文を詠唱したり、身振りが必要だったり、魔法の道具が必要だったりというイメージがあるかと思います。
それはソードワールドの世界でも同じなのですが、それが必要なのは人間が魔法を使うのが下手だから、だというのです。
どういうことか? というと、逆にそれらが必要でない存在を考えればわかりやすいです。

たとえばドラゴン。
たとえば精霊。
彼らは、魔法を使うにあたって前述の詠唱や触媒を必要としません。
設定的には、存在そのものが魔法に近いから、とされています。

要するに、魔法を使うのが上手なんですね。
だから、余計な手続きを必要とせずに魔法を使うことができるわけです。

ヲタクワールド

さて、ここでヲタクについて考えてみましょう。
正確には、アイドルを鑑賞する、観客についてです。
彼らにも2種類が存在します。
それは、関係者席に呼ばれるような近縁者とそれ以外です。

もちろん、前者が魔法の扱いが上手で、後者が下手である、とたとえられます。
あるいは、こういう分類もできるでしょう。

アイドルを鑑賞するにあたって余計な手続きが不要なものと、余計な手続きがないと楽しめないもの。

だいたい何が言いたいか見えてきたでしょうか?

楽しむ≒魔法

前述の2種類の観客のうち、ライブを楽しんでいるのはどちらでしょう?
これに関しては、どちらが楽しんでいる、というものではないと思います。
ただ、両者の楽しむために必要な手続きは、明確に異なりますよね。

その違いは何に起因するものでしょうか?
こう考えてみると、ソードワールドで魔法に近い存在が魔法を扱うのが上手であるのと同様に、ヲタクワールドでアイドルに近い存在は楽しむのが上手であると言えます。

アイドルに近いというのは、家族とか友人とかを想定しています。
アイドルに近いということは、アイドルをより理解しているわけです。
いままでの苦労を知っているとか、皆の知らない一面を知っているとかですね。
わかりやすい言い方をすると、アイドルと絆があるわけです。

アイドルの関係者はこの絆によって、他の観客が楽しむために必要である余計な手続きを省略できているんですね。

余計な手続きとは?

さて、アイドルを見ている観客が必要としている余計な手続きとは、一体なんでしょうか?
これはここまで読んでいただけていればいわずもがなだと思います。

詠唱(コール、MIX)、身振り(ヲタ芸)、触媒(ピカピカヲタク棒)、このあたりです。

これらはなぜ必要なのでしょう?
それがないと十分に楽しめないからですよね。
つまり……楽しむのが下手だから、ですよね。

すなわち、ソードワールドにおける魔法使いと同様に、ライブを楽しむのが下手であるがゆえに、余計な手続きが必要になっていると考えることができます。

むすび:だからどうってことはないが。

というわけで、ソードワールドとヲタクワールドの類似性について説明してみました。
魔法を使う存在として、人間と、それ以外の魔力に近しい存在(精霊とか竜とか)がある。
アイドルを観る存在として、ヲタクと、それ以外のアイドルに近しい存在(家族とか友人とか)がある。

人間は魔力を扱うのが下手なため、魔法の発動に際して詠唱や身振りなどの余計な手続きが必要になる。
ヲタクは楽しむのが下手なため、アイドルを観る際にコールやヲタ芸などの余計な手続きが必要になる。

精霊や竜をはじめとする魔法に近しい存在は、無詠唱や無動作で魔法を使うことができる。
家族や友人をはじめとするアイドルに近しい存在は、コールやヲタ芸などなしに楽しむことができる。

という内容でした。
また、関係者席に到底入れないただのヲタクであっても、極端に愛情や恋情などをこじらせることでも余計な手続きが省略できるようになります。
彼氏面、などと呼ばれるスタイルですね。
僕自身についても、国木田花丸さんの関連ではそんな感じになってきています。

この記事が、広義の意味でのコールやヲタ芸と言われる文化の是非について、考えるきっかけとなれば幸いです。

そのコール、本当に必要ですか?

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