ライフワークバランスの考え方についての本を読んだ。

下書き。

ライフワークバランス

というのはライフだけを優先するということではなく、ライフとワークをともに高めていくこと。

社会が変化している

今までのやりかたがうまくいかなくなってきている。
けれど、会社は今までの成功体験から抜け出せない。
結果として、似たような人を求める・・・というか、似たような人しか会社に順応できない。
結果として、似たような人が増えていく。

単純な時代

単純な作業量が成果に結びつく時代には、均一の人を求めても問題なかった。
コミュニケーションで発生する価値観の違いは、コラボレーションの原動力などではなく、純粋に摩擦でしかなかった。
だが、現在は多様な価値観を抱いている人材でチームを組み、その相乗効果で戦っていかないと生き残れない。
しかし、均一な人材での成功体験に縛られているままでは、チームの動きかたはできない。

これからの時代は、時短勤務=介護

今後の日本では、親の介護をする必要が出てくる人が増える。介護施設の数には限界がある。
親がいるのは出産と異なり男女関係ない。
よってこれから介護のために時短が必要になるのは男の方。
実際に、介護の可能性がある男性社員に重要なプロジェクトから遠ざけるといった判断をしている企業は存在している。

時間をかければいい時代は終わった。

時間をかければ生産性が高まるのは、パソコンがない時代。
時間あたりの作業量に上限があった時代。

現代は、時間あたりの作業量の限界がパソコンの普及で取り除かれているはず。
この時代においては、工夫次第で生産性は高められる。

チームにおける役割の変化

マネージャーは監督業。
人を伸ばすとか、相乗効果を狙っていかなければならない。
なぜならばこれからもっと人が減り、人の時間も減っていくから。

評価も変えていく必要がある。
金銭的な評価は変えづらいかもしれないが、やりがいとか、成長している実感を与えるなどの報酬を与えることも考える必要がある。

つらつらと感じたことを。

  • 景気が悪くなって人を採用しない間に、世間の考え方が変わった。
    そこに再び採用し始めたもんだから、会社にいる人と会社に入ってくる人との考え方にズレが生じてしまった
    人を採用していなければ人を育てる経験なんて身につかず、また人がいないなかで自分がなんとかするという価値観が身についた人は、後続にも同じ考え方を要求してしまう
    要するに会社は世間に乗り遅れてしまっている?

  • 会社で残業して世間と付き合いがない社畜。
    外の世界との関わりは、一年に一回入ってくる(かもしれない)新卒という存在しかない。
    ・・・そんなつまらない人間が、これからの時代の変化についていけるのだろうか?

  • チームの全員が高い視点を持てれば、業務上の都合やら個々の都合やらを融通しあうようになる
    言いたいことを言える人じゃないとできなさそう
    自分は都合を優先しなさすぎて不満を勝手に抱いてそのうちキレて辞めそうだなと感じる

  • 人の評価を使って褒めると、自分の強みを認識できるようになる、自信が出てきて自分を認められるようになる。
    そうすると他の人の強みも認識できるようになる。
    強みを生かすチーム。いいなあ。

自分を振り返る

もう褒められても警戒心しか出てこない自分は相当歪んでるなあとかそんなことを思った。
はやく会社をやめなきゃあ。

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