ラブライブ2期 5話 凛のコンプレックスの話。2

の続き。

2期5話での凛のコンプレックスの話。

話の流れとしては、二年生が修学旅行で不在→凛がリーダーに任命→二年生が帰れない→凛がセンターに任命→花陽にセンターを譲る→花陽「させねぇよ」→(≡>ω<≡)


さて、コンプレックスの移り変わり的な話をするために、シーンごとの凛を見てみる。

■練習に飽きたと不満を漏らす
自分のことをチームの端に置いている感じがよく表現されていると思う。
極端に言ってしまえば数合わせでしかない、みたいな。


■リーダーに任命される
必死で他の人を推薦し続ける凛。若干一期十一話の穂乃果を連想させる。
無意識なんだろうけど、自分に周囲の意識が行くことを避けているのか?

謎の言葉遣いの凛ちゃんはとてもよかった。

■花陽の凛コンプレックス回答編
幼少のころの思い出は、よっぽど恥ずかしかったんだなあ。(こなみ

あと、この帰り道の花陽さんとのやりとり、ちょっと違和感を感じたんだよね。
なんというか、こんな風に二人で言い合いするなんて珍しいな?と。

そもそも、花陽ってそこで言い合いをするような子だったっけ?
  
とまで考えたときに、違和感の原因は花陽の方にあるのではないかと思った。
要するに花陽は、いつの間にか凛よりも少し先を進んでいたのではなかろうか。

そういえば二期二話でも、花陽はプランタン組の中で、しっかりやることをやっていた。
凛は・・・まあ、頼りないリーダーを現実に引き戻すという大役はあったけど、基本的には振り回されていた気がする。

大幅に修正したけど、感じたことはかわらないな。
後付けの理屈が変わりました。


■センター→逃亡→花陽に譲る
凛の前半の山場。
言葉では嫌がってるけど、どう見ても本心ではやりたがってるようにしか見えない。
どの否定の言葉も、間が入っていたり、やらないで済む理由を考えていたりするのがくどいくらい。

一番絶妙なのが花陽との短いやりとり。
「凛ちゃん・・・ほんとにいいの?」
「もちろんいいに決まってるにゃ!」

凛が答える前の、ほんの一瞬の間にすべてが詰まっているように感じる。


■花陽さん「させねぇよ」
そしていよいよ凛を謀るシーン。
このゴリ押しな感じがラブライブだよね。

もはや細かい展開などどうでもいいレベルの良いセリフの応酬。

一期からのコンプレックスを力技で叩き壊されて、ようやく「可愛い自分」と向き合う覚悟を決める。


花陽も当たり前なんだけど、真姫も負けないくらい凛のことを大切に考えているんだなーというのがわかって嬉しくなった。


■練習、いっくにゃー!
からのEDの流れ。

なんか言葉必要かな。必要ないよね。

ああもう素晴らしいなあ・・・5話素晴らしいなあ・・・


あと、にこの出番が少なかった気がする。
思い返しても、リーダー任命後に意見を求めるところと、最後の謀略で『冗談で言ってると思う!?』のシーンくらいしか印象にない。

二期四話以前だったら、リーダーのなんたるかを凛に示すとか、そういうことをしそうだなーと感じた。

チームとして、『μ'sのにこ』として輝く覚悟を決めた・・・とか、そんな感じかな。


声優パラダイスのインタビューでは、二期は一年生、三年生に焦点を当てた回が多いらしいことが書いてあったので、この調子で他の回も期待していきたい。 

追記、改めて見直したら構成を勘違いしてた。センターになるのは回答編の後なんだね。